信州味噌の豆知識
季節により味噌の色味が違います
【味噌の色味につきまして】
天然醸造の味噌はその名の通り「温度管理せず自然の状態で熟成」させたものです。
蔵元では熟成庫は極力気温が一定に保つ事が出来る造りにしてはおりますが、基本的に庫内での温度調整は致しません。
その為、冬季に出荷するものと夏季に出荷するもので若干色味が違い、白味噌などの熟成の若い味噌では特に違ってきます。
味噌の色は熟成過程で徐々に赤く色づいて参ります。仕込みから2~3か月は変化はありませんが、それ以降に酵母の活動が活発になり熟成が進み、色づいてきます。この期間が梅雨期、夏季(6~8月)にあたる場合、特に赤みが目立つ場合があります。
出荷に当たっては色味では無く、熟成度合や味の深みで判断致しますので季節やその年の気候により色の違いはあるものとご理解頂けましたら幸いです。
【一例】
信州白味噌 雪蔵の場合
冬季出荷分
夏季出荷分
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